オルトプラスエンジニアの日常をお伝えします!

Franz5でさくっとアプリをつくる

こんにちわ。 id:xshimadaです。

オルトプラスでエンジニアの身の回りの世話をしています。

ところで、いろんなプロジェクトやコミュニティに関わっているとたくさんのSlackやChatowrkなどにアクセスしなきゃいけない時があってたいへんですよね。

わたしはいろんなメッセンジャーをまとめるためにFranz を利用しています。

meetfranz.com

FranzはWindows、Mac、Linuxに対応しており、Slack、Chatwork、Telegramなど、さまざまなサービスが利用できる便利アプリです。 またGithubにも公開されています。

FranzではChatwork サービスもサポートしているのですが、オルトプラスで使っているKDDI ChatworkではURLが異なるせいかセッションが切れやすい気がします。

今日はサンプルとして、KDDI Chatworkに対応させてみましょう。

まず、Franz 5からは追加したサービスは以下のフォルダに格納されます。

Windows:
C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Franz\recipes

Mac
/Users/[ユーザ名]/Library/Application Support/Franz/recipes

recipesの下にdevというフォルダを作ってください。

そうすると、FranzのSettingsのAvailable ServicesにDevelopmentというカテゴリが追加されます。

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Settingsからサービスとしてchatworkを登録するとrecipesの下のchatworkフォルダができます。 今回はさくっとおわらずために、recipesの下のchatworkフォルダをdev配下にkddichatworkとしてコピーしてきます。

フォルダの構成としては、

  • Configuration (package.json)
  • Frontend API (webview.js)
  • Backend API (index.js)
  • Icons (icon.svg、icon.png)

となっています。

試しにpackage.jsonを開いてみます。

package.json

{
  "id": "chatwork",
  "name": "chatwork",
  "version": "1.0.1",
  "description": "chatwork",
  "main": "index.js",
  "author": "Koma",
  "license": "MIT",
  "config": {
    "serviceURL": "https://www.chatwork.com"
  }
}

idは「kddichatwork」などユニークな名前にして、nameは表示名なので、「KDDI Chatwork」とします。 serviceURLは、「kcw.kddi.ne.jp」などご契約のURLに変更してください。

あとは、Franzをリロードするとアプリが使えるようになります。

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今回は試しにさくっとしましたが、Franz serviceの詳しい作り方は、こちらにドキュメントがありますので、日本のサービスのrecipeをいろいろ作ってみると楽しいと思います。

FranzのCommunityもありますので興味のある方は参加するのもよいでしょう。

Franzで社内のポータル、メール、メッセンジャーなどもrecipeにしておいて、入社時に一括導入してあげると便利かもしれませんね!!

それでは、楽しいFranz生活を!